天然王子×鈍感姫
……

「学校広くて迷っちゃったよ〜…」



どうしよ………


ニヤリ
「笹野さん…だよね?」

「えっ…あ、はい。」


先輩だ…何だろう?

ボソッ
「やっぱり…可愛い…」


「はい?」

なんて言ったんだろう…

「……僕、笹野さんの事が好きなんだ…彼女になってよ……ハアハア。」


ジリ……

なんかこの先輩怖いよ……
誰もいないし、壁に追い詰められちゃった………。

「ハアハア…可愛い…。食べちゃいたいよ…。」
ドンッ
「きゃっ…」


逃げれないよ…
怖い……誰か…

「キスしてあげるね…ハアハア…」

「きゃあ…嫌っ……!!!誰か!!…」



「…なにしてるの?」




.
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