chance
って、そんな事どうでもいいんだよ!
何いきなり叫んでんだよ!


セバ『御嬢様、大変です!鼻血が出ていますよ!』


私『鼻血だと?そんな事でいちいち叫ぶんじゃねぇよ!』


セバ『しかし…鼻が曲がってますよ!』


うっそぉ〜ん!


そう言えば、さっきクローゼットの扉で顔打ったなぁ……
あん時だな!
チクショー言われると鼻が痛くなって来たじゃねぇか!


私『セバ!早くチンチクリンに電話してくれぇ〜鼻が曲がっちまったから、早く来いって電話してくれぇ〜』


セバ『私はセバではありません!セバスチャンです!』


って、どうでもいいわ


私『分かったからセバスチャン!早くチンチクリンを呼んでくれよぉ〜』

セバ『私はチンさんを知りません!中国の方ですか?』


どう聞いたら、チンとチクリンを分けてチンさんになるんだよぉ!


私『チンチクリンはチンチクリンなんだよぉ〜中国人でもなんでもねぇよ!セバスチャンと同じ日本人だよぉ〜!』


いいから早く呼べや!


セバ『なら、セバスチャンと一緒ですな!チンさんとは仲良く出来そうですな!』


そうですな!

じゃねぇよ!



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