chance
私『いいから早く電話してくだせぇ〜』


セバ『おぉっと出ましたしてくだせぇ〜!これも奥様が練習してましたよ!』


あぁ〜そうですかい!


私『そんな事どうでもいいから…あっ…アタイの携帯にチンチクリンの番号があるから電話して!』


セバ『セバスチャンは、携帯と言う物の使い方が分かりませんので…年寄りには難しいですねぇ〜あんなの使いこなせる人は、凄いですねぇ!尊敬します!』


だからなんだよセバスチャン!

アタイは鼻が曲がってるんですゼッ?

ジジィ覚えてやがれ!

母さんよりも質がわりぃ〜ゼッ!


結局鼻血を出しながらチンチクリンに自分で電話をかけて、セバスチャンの運転する車で病院まで行った


はずだった………

って、何処だここは!!
何迷子になってんだよ!他県に来てるじゃねぇか!
鼻血もすっかり止まってるじゃねぇか!

サンキューベイベ!

んな訳ねぇだろうが!

てな感じで、結局チンチクリンに迎えに来て貰い、病院で手術を受けた。

クソジジィ!!

覚えてやがれ!!



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