1/2 〜危険なベターハーフ〜

叶えられた運命



目を覚ますと、
隣に紘ちゃんがいた。

今までとは違う。


子供の頃は、
こうして一緒に寝たりした。

でも、いつしか紘ちゃんから
距離を置かれるようになった。


もう、子供じゃないから。

そう言われたのを
凄く鮮明に覚えている。

それが…



今、あたしの隣に
寝息を立てて眠ってる。

紘ちゃんの腕枕で。



夢じゃないよね?

あたしの勝手な妄想じゃ
ないんだよね?!



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