世界の説明書
 なんでいつも彼はあんなにほかの人間に酷い事をするのだろう。そんなに何が気になっているのだろう。彼に対しても、世界に対しても、周りの人間ははもっと無関心なのに、。彼はあの子の所に向かっていた。確実に向かっている。何をする気だ。彼女に会いたいのか。なら、会いに行けばいいが、初対面の人間の家にいきなり行く事は許される事なのか。どういう顔をして話すのか。ん。なんか、違うぞ。とまった。彼が止まった。

ある国の世界に誇る大型車がミニカーに負けるビジネスゲームの終焉、、長いものに巻かれえると、長いものが重くのしかかってくる

ふと彼の心に母親の言葉がよみがえる。いや、母親の言葉じゃない。誰のだろう。あそこにいる青い服を着たあの人から聞こえてくる。

暗闇の中で光る瞳が二つ、今こそ世界のシェアを担うのが日本の役目、

ほらまただ、今度はあの人から聞こえてくる。

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