世界の説明書
「う、うん、 そっか、あの子は無事だったんだ。良かった。本当に良かった。あの公園、好きだったのにな、、にぎやかで綺麗でいい所だったね。ねえ、ママ、次は海が見える町に行きたいよ。僕、海まだ見た事が無いけど、この前公園でいつも青いボールで遊んでいる男の子が、海で魚釣りをして、釣れた魚を焼いて食べたらすごく美味しかったっていってたんだ。僕もお魚いっぱい食べたいし、綺麗な海で泳ぎたい。ねえ、ねえ、いいでしょう、ママ、ママ。」
「はいはい、分かりました。でも、私達が住める町は限られてるの。だから、空気が澄んでいて、海がきれいな場所を探しましょう。ほら、しっかりママの手を握って、絶対に離しては、駄目ですからね。」
「うん、離さないよ。ママ。」
「はいはい、分かりました。でも、私達が住める町は限られてるの。だから、空気が澄んでいて、海がきれいな場所を探しましょう。ほら、しっかりママの手を握って、絶対に離しては、駄目ですからね。」
「うん、離さないよ。ママ。」