逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫
「な??来てくれるよな、希沙。」
「え、あ…うん!」
………って!
考えてて、思わず答えちゃったじゃんか!
だけど、今さらやっぱダメっていうのもどうかとおもうし…。
だって…
雲「本当に!?ありがとう!希沙チャン!」
ギュウッ
ものすごく雲雀クンは喜んで、私に抱きついてきたから。
そんな雲雀と希沙を見て、面白くなさそうに透、狭哉、倖哉が見てことは…
希沙は気づいていなかった。
狭「じゃあ明日迎えにいくから。」
「何時に??」
狭「んー。じゃあ9時に行く。」
「わかった。じゃあ…私そろそろ行くね。
準備とかしたいし。」
柊『また明日。』
「うん。また明日!」
なぜだか、すこしウキウキしている自分がいる。
そんな自分に少し違和感を感じた―――。
あの雲雀クンは一体何だったのだろうか…。
その疑問が明かされるのはまだ少し先の話だった。