★俺様主人とパシリちゃん☆
ヒナタさんからは前にアドレスを教えてもらった
“ナナちゃん今日学校終わったらSAKURAに行て☆”
…暇だからいいか………
午後の授業を受けてSAKURAに向かった
がちゃ
「ナナちゃぁーーーん☆☆☆」
ガバーッと私に抱き付いたヒナタさん
「…日向やめろよ」
聞いたことのない声……
私から離れるとヒナタさんが言った
「あたしのダーリン♪」
「ども、名田 寿(なだひさし)です」
……ヒナタさんの彼氏………
髪は茶髪の…なんか…庵くん達みたい
「こっちがナナちゃん♪」
ヒサシさんに紹介された私
「菜々です……」
「日向から聞いて会いたいと思ってたんだ…」
ヒナタさんから??
「庵のお気に入りの子をね」
「気にいられてませんよ?…パシリだし……」
「あちゃー」
ヒナタさんが言った
たんたんと階段を下りてくる音
匠くんかな??
「…ナナ?」
庵くん????!!
なんで!!?
「庵、久し振り」
ヒサシさんが庵くんに言った
「ども…」
庵くんとヒサシさんは知り合い?
「…なんで、ナナがいんの?」
「ヒナタさんに呼ばれて……」
するとヒサシさんが
「俺が会いたいって言ったんだ」
ニコリと笑って言った
「……ナナ、帰るぞ」
庵くんに引っ張られてSAKURAを出た
「…庵くん、なんで匠くんの家にいたの??」
外に出て歩いている途中に聞いた
「…ナナに関係ない」
……そっか
「ナナ、喉かわいた」
私は近くの自動販売機でミネラルウォーターを買ってきた
「開けて」
…庵くん…子供っぽい
「開けた」
庵くんに渡すとミネラルウォーターを飲み出した
「…帰っていい?」
すると庵くんはミネラルウォーターを飲むのをやめた
「俺の家行くぞ」
やっぱり帰れないんだ……
しぶしぶ歩いて行く
がちゃ
「…」
家に入ってから庵くんの顔つきが怖くなった