一瞬のきらめき。
床には服やらお菓子が散乱していて几帳面できれいな部屋には見えない。







普段は学校でしっかりしてるイメージばかりあったので、意外だった。







私はおそるおそる部屋の中に入ってドアを閉めた。







「こっち座って。」






陸がソファに座ってすぐ隣のソファの皮をパンパンと手で弾いた。







私は言われた通りに浅くソファに腰をかけた。







「この部屋あっついね!クーラーつけよっ。」






陸はそう言いながら、ワイシャツの胸のあたりをパタパタさせてエアコンのリモコンを探した。







私は学校で買ったアイスカフェオレをバックから取り出して一口飲んだ。







「飲む?」







暑そうにしていた陸にも聞いてみた。







陸は私の顔を見て笑った。







「ありがとっ。」







そう言うと、ペットボトルを受け取って飲んだ。






私は陸の喉がゴクゴクと鳴るのを見ていた。







なんだかさっきよりも暑い気がする。






飲み終わって陸が私の顔を見ていたずらに笑った。




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