一瞬のきらめき。
陸と一緒にいた時間。







嘘ではなく楽しかった。







私は少しずつでも陸だけを見よう…







陸と向き合おう…







陸だけを愛そう…







………と、頭では考えていた。








………でも、







心はいつも陸の存在だけではなかった…







廊下ですれ違う時も……







隣のクラスの様子が気になる……







教室を移動する時にすれ違ったりした時は少し嬉しくて……






購買でつい同じパンを買ってしまったり……








憧れだと自分に言い聞かせて……







ごまかせなくなっていた……







背伸びしすぎなこともわかってる……







それでもいいから……






もっと近づきたいと思ってしまった……







大きくなりすぎた憧れの気持ち……







入学式の朝……






初めて出会ったあのときから……








いつも心の片隅にいた……







翔の存在。







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