ダーク&ノイズ
待つあいだ、真知子が意味深なことを口にした。
「もう、呪い消えたかもしんないよ」
「マジ! なんで?」
他の三人の顔がパッと明るくなった。
いま一番聞きたい報告が、思いもかけず真知子の口から飛び出したのだから無理はない。
「まだ言えないけどね、うまくいってたら詳しく話すよ」
煙にまくような答えだったが、それでも彼女らの不安はかなり解消されたといって良い。
チャイムが鳴ると、さっき、教室に入ってきたときの違和感も忘れ、悠美はやや浮きだった心で席についた。
ただ、授業が始まってもやはり希里と夏美のふたりが姿をあらわすことはなかった。これだけは取り返しのつかない現実だ。
他の三人とはやや異なった暗い心は消しようがない。
が、それでも自分が助かると思うと、おもわず頬がゆるむのを抑えることが出来なかった。
教室に黒板とチョークがこすれる音が響いている。
生徒らはノートを取るために、黒板に書かれる文字を必死に追っていた。
シャープペンシルがノートを走る音か微かに聞こえる。
それは、唐突にそれらの音に割って入ってきた。
コーン……
「もう、呪い消えたかもしんないよ」
「マジ! なんで?」
他の三人の顔がパッと明るくなった。
いま一番聞きたい報告が、思いもかけず真知子の口から飛び出したのだから無理はない。
「まだ言えないけどね、うまくいってたら詳しく話すよ」
煙にまくような答えだったが、それでも彼女らの不安はかなり解消されたといって良い。
チャイムが鳴ると、さっき、教室に入ってきたときの違和感も忘れ、悠美はやや浮きだった心で席についた。
ただ、授業が始まってもやはり希里と夏美のふたりが姿をあらわすことはなかった。これだけは取り返しのつかない現実だ。
他の三人とはやや異なった暗い心は消しようがない。
が、それでも自分が助かると思うと、おもわず頬がゆるむのを抑えることが出来なかった。
教室に黒板とチョークがこすれる音が響いている。
生徒らはノートを取るために、黒板に書かれる文字を必死に追っていた。
シャープペンシルがノートを走る音か微かに聞こえる。
それは、唐突にそれらの音に割って入ってきた。
コーン……