ダーク&ノイズ
しかし、その態度がまたおかしかったのだろう。またもや嘲笑が巻き起こる。

隣の女生徒を見据えておどしてみせたが、その女生徒から笑いは消えない。

その隣も、そして見渡した光景に、四人はこの中で孤立してしまったことを思い知らされた。

(こいつら)

真知子は歯噛みしてその状況に悔しさを募らせたが、

(呪いが解けてたら、どうなるか見ものじゃん)

と、その事実を思い出して溜飲を下げた。



昼休みが始まるまで、同じイタズラが三回も行われていた。

「あいつら調子こきやがってさ」

昼食のパンをかじりながら、のぞみは教室を見回しながら毒ついた。

「ボコる?」

誰かは断定できないが、とにかく目に付いた奴をと、沙理奈も憤りをかくさなかった。

「ボコるくらいじゃすまさねえって」

休み時間中、言葉すくなだった真知子だが、そのセリフを口にする顔は、尋常に無い殺気に満ちていた。

それを見た三人が背筋を寒くしたほどだ。


それから真知子はまた黙り込み、誰かにしきりにメールを打ちながら授業時間を過ごしていた。

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