クリ-ミ-ココア
「比奈、2年に呼び出し喰らったんだって?」



しばらく沈黙が続いた後、さっきとは違って静かに話し出すセリ。



「…え?」



顔をあげると悲しそうなセリの瞳が飛び込んで来た。


「何で言ってくれなかったの?」



その言葉に何て答えていいかわからず目を反らす。



「さっきまで恋也先輩がいる教室にいたんだけど」



黙っていると反対にセリが話し始めた。



私は静かに耳を傾ける。



「委員長とイベントの打ち合わせしてた時に聞いたんだよね…」



その後、セリは無言になってまた沈黙が流れた。
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