チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》
そして夕方になり、仕事も終わっていつもの様に駐車場で待っていた。


「お待たせ。配達先で高校の同級生に偶然逢って、少し話し込んでて、会社帰るの遅くなった。」


「そうなんだ?」


「飲みに行くか?
昨日の埋め合わせに。」


「行く!じゃあ、家に車置いてくるね。」


「俺、代行で帰るから、街まで乗せてくよ。亜矢ん家までナビよろしく。」


「了解!途中でまいたらごめんね?」


「てめ……。」


臼井さんが、私の頭をグチャグチャにした。


「ぶっ!お前、スゲェ頭。」


私の頭を指さして、笑いころげてた。


「ひどぉ~い…。」


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