心霊スポット取材班

―7:45―


「おはよう!」


「おは!」


光輝が仕事場に入ると、敏也が先に来ていた。


「満は一緒じゃないのか?」

光輝は聞いた。


「あ~あいつは、家の事とかやってくるから俺の方が早いんだ!」


光輝と敏也が話していると満が入ってきた。


「おはよう」

満が元気に手を上げて挨拶をした。


「よっ!家の方は大丈夫なのか?」


敏也が心配して聞いてきた。



「ぁあ、大丈夫!妹の弁当ちゃんと作ってきたから!」


「弁当?作ってるの?」

光輝は聞き返した。


「満は母さんがいないんだよ」

敏也は満の方を見ながら話した。


「そっか…変な事、聞いてごめん」


「いいよ別に!大丈夫だから!」


満は光輝に笑顔をみせていた。

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