イジワル王子とお姫様
目をそっと開くと、私の横でナツキくんも目を閉じていた


そして…


「不思議だよな…こうやってると、世界にオレらだけしかいないような気がしてくる」


ええっ!?


意外…ナツキくんがそんな事言うなんて


ナツキくんは目を閉じてるけど、私はしっかりとナツキくんの顔を見ていた


波の音が、静かに聞こえてくる


ナツキくんて…


意外とロマンチスト?!


普段フワフワしてる私の方が、逆に冷静になっちゃうよ…


「…やっぱマズいよなぁ」


「何が…?」


ナツキくんの顔に見とれてると、さっきまで瞼を閉じていた瞳がパチッと開いた
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