◆太陽のごとくあいつは◆
"人ってのは変わるんだよ、美夏ねぇ"
昼間の晶螺の言葉が胸に焼き付いて消えなかった。
裕香と美奈はダブルベッドで一緒に寝るのだが、ソファーだとまた風を引くので、今夜は3人で丸まって寝た。
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次の朝…
いよいよ決勝戦当日。
美夏は、裕香と美奈には『先に行ってて』と言って、部屋に残った。
ホテルのロビーで二人を見た晶螺は、すぐに駆け寄り、
『ぁれ、美夏ねぇは!?』
『なんかどうしても一人で静かに電話したいんだって。
誰かはちょっと言ってなかったけど…
だから先に行っててって。絶対間に合わせるからって』
美奈が答えた。
裕香は朝はいつも1時間はどうも起動しないらしく、だんまりしている。
美奈が続けた。
『まぁ、昨日のことは気にしないでさ、清々し~い気持ちで決勝に望もうよ。
な、晶螺ちゃん。
美夏だって、ヘソは曲げてても来るよ。
昨夜だって今朝だってよぉく言っておいたし。』
『……はぁ。』
とは言っても、と言った感じで肩をすくめる晶螺。
『まぁ、元気だしなって!』
晶螺の肩をバンっと叩いて、不起動の裕香を引きづるように担いでいった。
晶螺も後を追って、一緒にホテルを出て、浜へ向かった。