◆太陽のごとくあいつは◆
服に着替えて、1階に下りると、リビングで父が朝食をとっていた。
『…どーりで昨夜は2階がにぎやかだったわけだょ。
なぁ、若いおふた方?』
と、天使の微笑みを美夏たちに向けた。
まぁ、美夏の両親は恋愛経験も豊富で、異常にませているところがあるので、美夏は頭を抱えた。
この二人にだけは知られたくなかった……。
『と、いうわけで……僕たち、付き合う、ことになりました…』
カチコチに緊張して晶螺が、両親たちに向き合って言った。
正式な挨拶はしておかないと。
『で?』
父が首をかしげながら尋ねた。
『で…?』
『何か他にないのかね?
何か欲しいものは?』
父は晶螺から美夏へ視線をずらした。
晶螺はなぜか、納得し、
『じゃぁ…』