◆太陽のごとくあいつは◆



『…彼女と結婚させてください…』





弾みで言ってしまったらしく、自分でも言った後にビックリ。

美夏は信じられなくて、ただずっと赤面して俯いていた。



『ぁっ、いや、その、…』



晶螺は必死に弁解しようとしたが、母がクスっと笑い、父が口を開いた。






『まかせた!!!!』





ドド--------ン!!







なぜかちゃっちゃと結婚が決まってしまう。



えぇえ…??

どうなってんだ、この両親!?





『晶螺くんなら、私も安心できるよ。

君は、優しいままだが、強くなって、軸がまっすぐ通っておる。



美夏をずっと守っていく男にふさわしいね』




と父が言った。



『じゃぁ、晶螺ちゃんが高校卒業したら、すぐに式をあげたいわね!

まぁ、素敵♪一人娘の旅立ちの瞬間だわぁ!

ウェディングドレスどんなのがいいかしら!?


あたしがデザインしていい??』



と母。


なんなんだいったい…




『プっ…』


『ははっ…』



顔を見合わせて、美夏と晶螺も笑いだした。





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