たいよう
「よっしゃー公欠で堂々と授業サボれるし、いっちょ、かましますか!」
空気に似合わないくらい、明るい声でいう、舜。そんな舜の頭をポカ、とぐーで軽く殴る。
「舜さん、そればっかり」
ヒロが、笑いながら、言う。
「大会の醍醐味だぞ!公欠は!」
「…アホがいる」
「…仕方ないですよ、舜さんあほですし」
「ヒロと同じく」
「…ちょ、三人とも!何だよ、ソレ!お前らも嬉しいくせに!」
「たかさん、部屋変わりません?」
「やーだよ、おれヒロがいい」
「え、何ですか、そのホモ発言」
「ごめんねー凌都。おれっち、ノーマルだから」
「たかさん、キモい」
「だって俺、去年あのアホと毎回同室だったから、もうヤだもん」
「…え、舜さん、いびきうるさいんですか」
「舜さん、歯ぎしりとかしそう」
「ちょーっと待て!俺が黙ってることをいいことに、好き勝手にいいやがって!」
「んーいびきとか歯ぎしりとかはないけど、寝るまでマシンガントーク。それも下ネタ」
「うわ、ヤダ。俺、たかさんとヒロの部屋いっていいですか?」
「二人部屋に男三人とか、ムサイだろ」
「ヒロはたかさんだからって…」
「ちょ、お前ら!無視すんなー!」