トラックで輝く君を
っていうか、この体育委員の人、佐々木先輩って言うんだ。





「わかりました。
まあ、失敗してもいいなら。」



「わ、いい子!
君って陸上部のマネージャーの子だよね!可愛いって有名だ

「佐々木。」



「…はい、すいません。」





佐々木先輩、面白い人。





「さあ、始めよう。
メドがたったからお前ら準備しとけよ-!」





齋藤先生は事が治まったらさっさと行ってしまった。





「蜜菜、悪いな。
学級委員の仕事もあるのに。じゃ俺も戻るわ。佐々木、手出すなよ?」



「先輩のレース、楽しみにしてますね!」



「楽しみにしてますねぇ!」



「…佐々木殺す。」





わぁ、怖-い。

健人先輩って、私にはすごく優しくしてくれるのに、タメの男子にはけっこうキツいこと言うよね。


例えば、後藤先輩とか。





「失礼しました!
競技を再開しますので!」



佐々木先輩は大声で叫んだ。





あたりが静かになる。





「いいですか?」



「悪いけど頼むな。」





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