トラックで輝く君を
どこに行こうかな。

確か、2号館の昇降口に来客用の椅子があったはずだから、そこに行こうかな。





若干、ふらふらしながら
なんとか2号館までたどり着いて座った。



思っていたよりも、体に疲労がたまっている気がする。

連日、クラスの子達と一緒に体育大会の練習とそれの学級委員として準備、部活に勉強と疲れる要素が重なってたからな。

寝不足だし、あんまり体調もよろしくないしなぁ…。





「…佐藤?」





え、その声って…





「もしかして涼ちゃん?」



「あ、やっぱり佐藤だ。」





どうして…涼ちゃんがここにいるの?

2号館は、グラウンドから一番遠い校舎なのに。





「こっち行くの見えたからさ。」





涼ちゃんはそう言って、私の隣に座った。





「…うん。疲れちゃって。」



「最近、あんまり元気なさそうだったもんな。大丈夫か?」





…優しい。

私、泣いちゃうよ?






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