トラックで輝く君を
その後、涼ちゃんと一緒にグラウンドに戻った。





「私、クラス行くね。」



「俺もリレメンのところ行かないと。正樹先輩に怒られる。」



「そっか、じゃあまたね。」



「おう。」





ちょっと惜しかったけど、涼ちゃんと別れてクラスに戻った。
いや、今日はほどんどあすか先輩と智美といたからクラスに戻るって感覚はあんまりないんだけどね。





「あ、蜜菜ちゃん!」





クラスの応援場所に行ったことに最初に気付いてくれたのは結希ちゃん。





「ごめんねみんな。…あんまり顔出せなくって。」



「あ、蜜菜!気にしないの!
みんなで蜜菜の分まで応援してたから!」





尚香は優しいな。

他の子たちも、優しい言葉や労いの言葉をかけてくれた。



4組の子たちは最高のめんつ。





「来て早々悪いけど、行くね。
学級委員でリレーのお仕事あるんだわ-。」



「え!蜜菜ちゃん行っちゃうの?嘘-ん!」



「結希、蜜菜を困らせないの。
がんばって、でも無理しないで。」



「うん、尚香ありがと。」





私は学級委員として、リレーの順位を記録して本部に持っていく仕事が最後にある。





あ-ぁ。

みんなと応援したかったのに。
なんで仕事を入れちゃったかな。





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