トラックで輝く君を
その日、帰ったら佐藤からメールが来ていた。





『涼ちゃん\(^O^)/
 お疲れさまです!

 あんまり無理しないで
 自分のペースで頑張って!
 気分転換に出かけるのも
 いいと思うよ-(^^)☆  』





こうやって言ってくれる人、佐藤にいてくれたらいい。





『お疲れさま(ω)★
 ありがとな!
 すげ-力になった。

 佐藤も無理すんなよ!』





もし、いないなら…

俺が佐藤の力になれたらいいな。





拓馬や健人先輩じゃなくて、俺のこと頼って欲しい。





そう、強く思った。





部屋の窓から外を見たら、
頭上は満天の星空で…月は優しく光ってた。





焦らずに、今は自分の気持ちに正直でいよう。



そう決めて、窓を閉めた。





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