トラックで輝く君を
「お疲れ様です。みー先輩。」



みずき先輩がそう言ったのを聞いて、私も慌ててそう言った。





みー先輩は笑って

「はいよ、お疲れ。」



そう言って、スポーツドリンクを飲んだ。そして、私をじっと見てきた。








「な、なんですか?私、なにか…しましたか?」



おそるおそる聞いたら、
みー先輩はクスリと笑って



「いや、きっと蜜菜は色々と疲れただろうからさ。男子共が文句ごちゃごちゃと言ったでしょう?あんな小言は忘れていいからね。」



と言って、ニコッと笑った。





ちょぴり泣きそうだった。

私、マネージャー向いてないのかもしれないとか考えてしまいそうだったから。


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