トラックで輝く君を
「なになに?私もまぜて?」



そこに智美がまざる。
いつだって、智美は私たちの話に入ってくる。寂しがり屋さんなのかも。





「調子はどう?って話だよ。」

「智美はどうなのよ。」





なぜ、さややは偉そうに聞いたんだ?絶好調だから?





「ん、悪くないよ!みんなで西スポ来れて嬉しいし!」





「女子群、おはよ。」



智美のセリフの直後を見計らうように、男子を引きつれて入ってきたのはまさくん。





「おはよ、まさくん。」



「ははっ。嬉しいけど、俺以外にも挨拶してやってよ。」





「クスクス。そうだね。おはよう、涼ちゃんと拓馬。」



「おはよう。」



「おはようございます。」





「あたしたちにもおはよー!」



大声を出したのはさやや。




私たち一年はみんな仲良し。
男女仲だって、すごくいいよって言える自信あるんだ。


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