トラックで輝く君を
陸上部見学 side Mitsuna
部活オリエンテーションの次の日から、1週間の部活動見学期間が始まる。
その後は部活動仮入部期間が約1ヶ月ほどあり、その期間の間に本入部する。
もちろん、期間が終わってしまっても途中入部が認められている。
1年生の昇降口には新入部員確保に向けて、勧誘する先輩たちであふれていた。
そんな情報を片耳に入れながら、私と結希ちゃんと尚香は教室でおしゃべりをしていた。
「結希ちゃんは男子バスケ部って決めてるんだよね?尚香は?決めたの?」
「私は一応、吹奏楽を続けるつもりだよ。まだトランペット吹いていたいから。」
尚香は中学の時に吹奏楽部に入っていたらしい。結構強い部活動だったみたい。
「結希はね、明日から毎日見に行くの!蜜菜ちゃんも尚香ちゃんも見学行くよね?別行動だけど、一緒に帰ろうね!」
結希ちゃんはそう言って、私と尚香の手を握った。
「もちろんそのつもり。結希ちゃんも尚香も電話するから!」
「わかった。あ、うちは早速見学行くつもりだったの。そろそろ行くね!今日は先に帰って!」
「はいはーい。」
「尚香ちゃんバイバイ!」
尚香はあわただしく教室を飛び出していった。
その後は部活動仮入部期間が約1ヶ月ほどあり、その期間の間に本入部する。
もちろん、期間が終わってしまっても途中入部が認められている。
1年生の昇降口には新入部員確保に向けて、勧誘する先輩たちであふれていた。
そんな情報を片耳に入れながら、私と結希ちゃんと尚香は教室でおしゃべりをしていた。
「結希ちゃんは男子バスケ部って決めてるんだよね?尚香は?決めたの?」
「私は一応、吹奏楽を続けるつもりだよ。まだトランペット吹いていたいから。」
尚香は中学の時に吹奏楽部に入っていたらしい。結構強い部活動だったみたい。
「結希はね、明日から毎日見に行くの!蜜菜ちゃんも尚香ちゃんも見学行くよね?別行動だけど、一緒に帰ろうね!」
結希ちゃんはそう言って、私と尚香の手を握った。
「もちろんそのつもり。結希ちゃんも尚香も電話するから!」
「わかった。あ、うちは早速見学行くつもりだったの。そろそろ行くね!今日は先に帰って!」
「はいはーい。」
「尚香ちゃんバイバイ!」
尚香はあわただしく教室を飛び出していった。