トラックで輝く君を
「父さんが初めじゃないか!」



「お前とは立場が違うんだ。」





「お父さん、別にいいよ。」



春都は生意気だけど、
なんだかんだとお父さんの息子らしく、紳士的に振る舞うときもある。

背も高いから、学校で人気があるらしい。これは、近所の子たちが話してるのをたまたま聞いたんだけど。





「さあ、食べましょうか。」



お母さんが、キッチンの片付けを終えて席についてから、私たちは夜ご飯を食べはじめた。


一家団欒のときが、私は大好き!





で、この時にはメールのことをすっかりと忘れてしまっていた。



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