オトコ嫌いなあたしと、オンナ嫌いなあなた。【完結】
あたしはなんだかその寝相がおかしかったけど、このままじゃ体を冷やしちゃうから、博君の体にかけようと掛け布団の端を右手で持ち上げた。
すると。
掛け布団の陰から黒い何かが飛び出したかと思うと、目にも留まらない速さですばやく引っ込み、あたしの手に鋭い痛みが走った。
「つっ…!!」
あたしは思わず布団を落として右手を見てみると、手のひらには四本の赤い筋が平行に走り、血が滲みだしていた。
……これは、いったいどうゆうコトなの!?
まさか、博君が?
と思って彼の顔をじっと見てみるけれど、彼はすやすやと規則正しい寝息を立てて深い眠りに入ってる。
どう見ても、さっきみたいなイタズラが出来るような状態じゃない。
あたしは釈然としない思いを抱きつつ、博君の寝相を直して布団も掛け直してあげた。
すると。
掛け布団の陰から黒い何かが飛び出したかと思うと、目にも留まらない速さですばやく引っ込み、あたしの手に鋭い痛みが走った。
「つっ…!!」
あたしは思わず布団を落として右手を見てみると、手のひらには四本の赤い筋が平行に走り、血が滲みだしていた。
……これは、いったいどうゆうコトなの!?
まさか、博君が?
と思って彼の顔をじっと見てみるけれど、彼はすやすやと規則正しい寝息を立てて深い眠りに入ってる。
どう見ても、さっきみたいなイタズラが出来るような状態じゃない。
あたしは釈然としない思いを抱きつつ、博君の寝相を直して布団も掛け直してあげた。