オトコ嫌いなあたしと、オンナ嫌いなあなた。【完結】



初めてここに来た時からあたしを励ましてくれたり、高瀬さんにはたくさんお世話になってるから。


あたしは彼女の勧めるまま、そばのソファーに横になった。


「本当に一時的な体調不良なの?最近変わったことはなかった?」


あたしの襟元を緩めながら高瀬さんは訊いてきたから、あたしは何となく思い当たる事を話した。


「そういえば、最近体がやたらとだるくて熱っぽいし、眠くなるんです。
お通じが悪いせいかお腹が張って、腰も凝るし。
そういえば、月経も遅れてましたけど……」


気のせいか、それを聞いた高瀬さんの手が止まった。


天井を見てたあたしが高瀬さんに目を遣ると、彼女は確かに驚いたような、そして悲しそうな、複雑な顔をしていた。


「どうかしましたか?」


あたしが訊くと、高瀬さんはハッとしたようにいつもの顔に戻った。


「いえ、何でもないわ。
その症状から推測するに、一つの可能性があるから、はっきりさせるためにも診察を受けた方がいいわね」


あたしは彼女の言葉に驚いて、不安を感じた。


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