アライブ


『黙れ!!』


修二は自らの足元に転がった四季神時也の拳銃を拾い上げ、その拳銃を握りしめ銃口を四季神時也に向けた。


『修二…』


四季神時也は戸惑いを浮かべた。


『玲子は仲間だ。だから俺は玲子を信じる』


修二は拳銃を構えながら叫んだ。



『そやな…俺みたいな修二の敵の言葉なんて信じられる訳ないわな。けど…信じられる訳ないやろけど、聞いてくれ。橘玲子はFEEDの総司令官で、希来夢の抹殺計画の首謀者で、この殺し合いサバイバルの全ての黒幕なんやで』


四季神時也は冷静な様子で告げた。


『だ、黙れ!!』


修二は震える手で拳銃を発砲した。


修二が発砲した銃弾は、四季神時也の顔をかすめて岩壁にぶつかった。


『それが答えかいな?』


四季神時也は諦めた表情で修二に尋ねた。


『あ、ああ…』


修二はそう言って頷きを見せた。


『そうか…うっ…』


四季神時也は脇腹の傷が痛みだし、表情を歪めた。




< 340 / 470 >

この作品をシェア

pagetop