アライブ


『シュ?シュがどうした?もしかして、この青年を知っているのか?』


無精髭を生やした警察官は、驚く橘玲子に尋ねた。


『あ、いえ…何でもないです…すみません』


橘玲子は無精髭を生やした警察官に謝った。


『巡査部長!!』


男の警察官が叫びながら慌てて事務所内に入ってきた。


『なんだ?慌ただしい…』


無精髭を生やした警察官は不機嫌そうに男の警察官に尋ねた。


『銀行強盗犯の居場所がわかりました。すぐに我々も追いかけましょう…はぁ、はぁ』


男の警察官は息を切らしながら告げた。


『よし、捕まえに行くぞ。来い、玲子!!』


無精髭を生やした警察官は足早に事務所を出て行った。


『はい!!』


橘玲子も足早に事務所を出て行った。


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