アライブ


遊園地では…夕暮れと共に、木々たちにつけられている色鮮やかなイルミネーションが点灯し始めた。


キャー!!


ワァー!!


そしてたくさんの悲鳴や雄叫びが遊園地内には鳴り響いていた。


『きゃー!!』


ジェットコースターの1番前の席に座る女子高生は悲鳴を上げた。


『うわぁ!!』


女子高生の隣に座る青年も悲鳴を上げた。


二人を乗せたジェットコースターは、ぐるぐると大回転を繰り返し猛スピードでゴールへと向かった。


“終点です。ありがとうございました”


ジェットコースターがゴールへと着くと、アナウンスが流れた。


『たっのしい!!』


止まったジェットコースターから女子高生は楽しそうに降りた。




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