アライブ


『何?そんなおもちゃをあたしに向けて一体何を…』


女子高生は拳銃を向ける青年の行動に戸惑いを浮かべた。


『おもちゃ?』


青年は一言告げたあと、拳銃の引き金に人差し指をかけ、引き金をひいた。


ズキューン!!


青年の持っ拳銃から銃弾が飛びだした。


そして銃弾は女子高生の横を通り抜け、女子高生の背後の街灯に当たった。


パリィィーン!!


銃弾が当たった街灯が割れる音が鳴り響いた。


『う、うそ…』


女子高生は唖然とした。


青年は不敵な笑みを浮かべた。


『ホ、ホンモノだったの?』


女子高生は信じられない表情を見せていた。


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