アライブ
『そうさ、ホンモノさ』
青年はそう言って、驚く女子高生に歩み寄った。
『そろそろ死ぬ時間だよ』
青年は女子高生の手に自らが持っていた拳銃を握らせた。
『ちょ、ちょっと…』
女子高生は拳銃を握りしめながら戸惑いを浮かべた。
『もともと電車にひかれて死ぬつもりだったのに…俺が助けたばかりにちょっとばかり長生きさせちゃったもんな。悪かったな、俺に付き合わせちゃってさ。でももう大丈夫だよ、俺のやりたい事は全て終わったから。銃口をこめかみに当てて、引き金をひけば一発で死ねるからさ』
青年はそう言って、拳銃を握る女子高生の手を自らの手で掴み、銃口を女子高生のこめかみの方まで持って行かせた。