アライブ
『えっ…』
女子高生は青年の言葉と行動に戸惑うしかなかった。
『今さらやっぱり死にたくないなんて言わないよね?俺たちは銀行強盗をしちゃったから…もう犯罪者だよ。生きてたって、このままずっと警察に怯えて逃げながら毎日を過ごすか…素直に逮捕されて冷たい牢屋の中で毎日を過ごすか…どちらにしても辛い毎日が待ってるよ』
青年は女子高生の耳元でそう囁いた。
その言葉を聞いた女子高生は顔を俯けた。
『このまま生きてたって犯罪者だし、周りからはずっと冷たい目で見られる。つまんない毎日が余計に辛くて…だからやっぱり今ここで終わりにしたほうが楽になって良いんだよ』
青年はそう言って、女子高生の手の上から人差し指を引き金にかけた。