桜華乱舞 〜蒼き月夜に永遠の誓いを〜



「ウゲッ!!」



私は深影の腹を思いっきり殴った



「気安く触るな、この変態野郎ッ!!昨日といい今日といい、寝込みを襲うのが趣味なのかお前は!?」



「ひどいなぁ、せっかく神子さんが寂しくないように添い寝してあげてたのに〜」



「黙れ!!それに神子さんって呼び方やめろ!!」


私は俯き加減で深影に怒鳴った。



こんな真っ赤な顔、コイツに見せられるか!!





深影の「素直じゃないなぁ」と言う声が聞こえ、布団が少し動いた。


どうやら体を起こしたらしい。


だが、深影は俯いたままの私を不思議に思ったのか、急に私の顔を覗きこんできた。



「!!」



私はビクッと体が揺れる。



深影はそんな私の反応と真っ赤な顔を見た途端、ニッと嫌らしい笑みを私に向けた。




「神子さんの顔、真っ赤〜」


「〜〜〜///この変態男!!」



「グホッ!!」



今度は深影の頬を拳で殴った私



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