姫のさがしもの。


興奮に耐えきれなくなって

私は大きく喘いだ。



「…んっ……あ」



すると、彼は


ゆっくりと胸元から
唇を離して


それから、


「ごめん。」

と言って


私から離れて
急にごろんと
寝ころんでしまった。



え!?

なんで?




…私、このまま
あなたに抱かれても
いいと本気で思ったのに。



どうして…?



「なんで…ごめんなの?」
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