姫のさがしもの。
「宮岸さんも姫夏のこと
愛してくれてるって
わかったわけだし
今年の誕生日プレゼントは
期待できるね☆
何かおねだりした?」
優希が、そう聞いてきたんだ。
だから、私
「おねだりなんて
できるわけないよ!
てか、一緒に旅行に
行ってくれるだけで
今年は満足かな〜」
って、
旅行のこと想像して
ニヤニヤしながら
答えたんだ。
そしたら、優希は
怒った顔でこう言うの。
「なんかあるでしょー!?
財布がほしい
カバンがほしい
ネックレスがほしい
指輪がほしい
あ〜私なんて
ぜーんぶ欲しいけどっ!」
「うーん…。
財布はあるからいいや。
カバンもたくさん持ってるし。
ネックレスも、この前買ったし。
指輪は…
欲しいけど、
もらえる訳ないしね」
「えー?
おねだりしちゃいなよ!」
「無理だよ!
付き合ってもないのに!
エッチしただけで
指輪はおねだり
できないでしょ(笑)」
私は、苦笑いした。
優希は、
うーんとひとつ唸って
「じゃあさ、もしもの話。
今、宮岸さんと
付き合ってて
指輪がもらえるとしたら
どんなのが欲しいの?」