†シークレット・ラブ†

「どうぞ、座ってください」


木目が綺麗なダイニングテーブルの上に入れたての珈琲を注いだカップを置きながら

落ち着く低めの声で優しく言われ


心の奥からゆっくりと重苦しい感情が少しずつ消されていくようで



心地よかった──…



ゆっくりと椅子に座り

目の前に置かれたカップを手にとり珈琲を口元に近づけると


入れたてのいい香りがまた心を癒やしてくれた──…



「珈琲って、こんなにいい香りがするんですね、凄く──…
落ち着く─…
癒される感じがします。」



「そう?良かった。ありがとうございます。」



そう言った、彼の瞳が、あたしの心を惹きつける──…




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