†シークレット・ラブ†


プルルル~プルルル~プルルル~




突然鳴り響いた
携帯の着信音に

あたしは


そして
きっと彼も


まるで夢の世界から現実世界に戻されたように



体が強張り



同時にバッと離れた…。




「「ご、ごめんなさい!!」」



またしても同時に叫んだ。


それが何だかおかしくて


互いに瞳を合わせて笑い合った。




不思議だね



あなたとこんなに
笑い合えた事が


こんなにも
こんなにも


嬉しいと感じるなんて



この時から



あなたは
あたしの中で



とても大切で



大きな存在になっていたのかもしれないね…。




例え


許されない想いだと




気づいていても


この想いに蓋をして
気づかぬ振りなんて


できなかったんだ…



愚かなあたしを
許してください──…。





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