†シークレット・ラブ†
思えば、あたしの父も
そして・・・・・誠司も・・・・
キッチンに立って
何かをするようなタイプじゃなかったから・・・・。
誠司が、キッチンに立ったのは
あたしが風邪をひいて熱を出した時・・・
そう・・・
あの日、初めて食べた誠司が作ってくれた
お粥は・・・しょっぱくて・・・・
一緒に食べて余りのしょっぱさに
お互い笑うしかなかったな・・・・・・
あんな日もあったなんて。。。。
ほんの一年前の事なのに・・・
まるで、何十年も昔のことを思い出しているみたいだね・・・・。