†シークレット・ラブ†


「お義母さん、とにかくゆっくり休んでください。

誠司さんには連絡しておいたので、きっともうすぐ帰って来ると思います。」



誠司は、お義母さんが来ている事を知ると、なんとかしてでも家に早く帰ってくる。



お義父さんは、仕事が忙しくて、誠司が子供の頃から、殆ど家にいなかったから、母と子、2人で支え合って生きてきたと


何度も聞かされていた。


誠司の母親を思う気持ちは


もしかしたら、あたし以上かもしれない─…



何度かそう、感じてしまった…





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