妖魔03(R)〜星霜〜
家に入ってみたが、ティアが動いている気配はない。

「今の内に風呂に入るか」

風呂場の前で服を脱いで、かけ湯をしてから風呂に浸かる。

「かあ、染みるねえ」

温くても、身体の隅々に癒しが行き渡る。

明日からはもっと過酷な仕事が待ち受けているから、癒しは大切なのだ。

そういえば、今日は自由にしてくれていいと言われていたんだっけな。

じゃあ、子供たちに話をする必要はないんじゃないか?

「あー、でも、さっき、言っちまったしな」

火野さんの言った事を忘れていた、鳥の脳みその俺が悪い。

「ま、風呂から出たら、チェリーのところにでも行ってみるか」

モンドに伝えに行くと、色々と面倒くさい事になりそうだ。

「いけね、眠くなってきたな」

風呂の中で寝たいところだが、約束を反故してしまうわけにはいかない。

石鹸が傍にあったので、それを使用して身体を洗う。

最後に残り湯ですべてを流す。

「ふう」

風呂場から出ると家の中にあった布を用いて、身体を拭いて服を着る。

しかし、俺が着ていた服ではなく、女性用の民族衣装だった。

「あれ、俺の服は?」

「中々、重たい服ですう」

復活したティアが俺の服を勝手に着ていた。

「おい」

「丞さんは、村の服が全然似合いませんねえ」

「エキゾチックブレイカー!!」

「ギュフ!」

喉元にクロスチョップをかまして、ティアを早々に撃沈。

倒れたところで服を脱がせる。

数分後には、レイプされた感が漂う下着姿のティアと、元の服装に戻った俺が居た。
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