妖魔03(R)〜星霜〜
「なあ、チェリーの家はどこなんだ?」

「てぃ、ティアは教えないですう!」

ニョキっと生えてくるように立ち上がると、横を向いて口をつぐむ。

「別に教えたところで、ティアが嫌な思いをするわけでもないだろう」

「駄目ですう!丞さんは絶対、確実に、チェリーの家で強盗をやらかすんですう!」

「ティアは俺の事を悪人と見ているんだな」

「もちろん、三国一の悪人ですよう」

「天竺で埋もれてこい!」

「バキュ!」

机の上からムーンサルトをティアに決める。

「ふう、ティアは当てにならねえな」

「ティアはチェリーの安全を図っただけですよう」

今のダメージは少ないようだ。

「お前と居る方が胃に穴が開いて危険だと思うけどな」

「丞さんは本当に人の気持ちを考えない人なんですねえ」

「目くそ鼻くそ笑う!」

「ギョ!」

ドッヂ〇平の高〇準のようなスイッチ〇ョットを放つが如く、両手チョップで首を挟む。

「さて、村の人に聞くか」

「丞さん、今のは殺人技ですよう」

涙目だけど笑顔である。

ド・Mもここまで来ると、こちらの体力が奪われる一方だ。

「じゃあ、少ししたら帰るからな」

「丞さん、チェリーにはモンド」

「明日の朝まで寝てろ!」

ベアクローを5秒決めてやる。

下着姿のティアは置いといて、立ち直る前に家から出て行った。
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