女王様御用達。
写真の枚数は100枚
写真の裏に、死亡日らしきものがあった。
「三百年の間に、赤子の状態でこれだけ死んだのか?」
どうやら、この先代の書き手は、研究方法を囓った人らしい。
先代の男性は本当に容姿が特殊だったらしく、人間の証明と子供の死亡率が高いことを研究するために記録し始めたらしい。
比較対象方法や書き方を指示している古いページが切り取られて閉じてあった。
だから、写真も同じ構図で、同じ角度から、同じ背景で写真を撮られている。
そして後々の人間が、その方法に乗っ取って研究を続けていった。
研究材料は自分たち。
「目が八つ……俺を見て……」
うなされるポチの顔の汗を拭いてやる。
なんで僕が、たかが写真で泡拭いて倒れた男をみなきゃいけないんだ。
でも、僕がしないと、レースさんが気を遣って看病してしまう。
僕はベッドで寝ているそいつにため息つき、ページをめくる。
今度は家系図。
僅か三百年でこんなにも…と思うほど長い分岐が続く。
そして横には性別と死亡年齢と死因。
誰もが30歳まで生きてない。
そして死因も、心臓発作、脳卒中、処刑…等だ。
たまに発狂により処分という人間もいる。
ページをめくり人物について調べると、元々生活状況に不満を持っていた人間が突然、家族を食べてしまったというもの。
あまりに淡々と書いてある内容に、僕は口を覆う。
「食べた?」
食べたって何だよ。
そして家系図もおかしい。
夫の部分の名前がいつも黒く塗りつぶされている。
死亡日、死因は残っているのに。
それはレースの父親の名前さえも。
「……あれ?」
レースの父親の死亡日と死因を書いた字のインクと、家系図の夫をすべて塗りつぶしているインクが同じ濃さの同じ色だ。
……この本から情報を消したのは、レース自身らしい。
写真の裏に、死亡日らしきものがあった。
「三百年の間に、赤子の状態でこれだけ死んだのか?」
どうやら、この先代の書き手は、研究方法を囓った人らしい。
先代の男性は本当に容姿が特殊だったらしく、人間の証明と子供の死亡率が高いことを研究するために記録し始めたらしい。
比較対象方法や書き方を指示している古いページが切り取られて閉じてあった。
だから、写真も同じ構図で、同じ角度から、同じ背景で写真を撮られている。
そして後々の人間が、その方法に乗っ取って研究を続けていった。
研究材料は自分たち。
「目が八つ……俺を見て……」
うなされるポチの顔の汗を拭いてやる。
なんで僕が、たかが写真で泡拭いて倒れた男をみなきゃいけないんだ。
でも、僕がしないと、レースさんが気を遣って看病してしまう。
僕はベッドで寝ているそいつにため息つき、ページをめくる。
今度は家系図。
僅か三百年でこんなにも…と思うほど長い分岐が続く。
そして横には性別と死亡年齢と死因。
誰もが30歳まで生きてない。
そして死因も、心臓発作、脳卒中、処刑…等だ。
たまに発狂により処分という人間もいる。
ページをめくり人物について調べると、元々生活状況に不満を持っていた人間が突然、家族を食べてしまったというもの。
あまりに淡々と書いてある内容に、僕は口を覆う。
「食べた?」
食べたって何だよ。
そして家系図もおかしい。
夫の部分の名前がいつも黒く塗りつぶされている。
死亡日、死因は残っているのに。
それはレースの父親の名前さえも。
「……あれ?」
レースの父親の死亡日と死因を書いた字のインクと、家系図の夫をすべて塗りつぶしているインクが同じ濃さの同じ色だ。
……この本から情報を消したのは、レース自身らしい。