眠れる森
遠く離れた所に兵士達がいる
「相変わらず木しかない所ですね。
約束の時間ですけど、どのような形式で殺りたいですか?」
「30人対1がいい。」
「なんとまぁ〜、」
「好きにヤらせな。俺もチ―ムワ―クが見たかったし、ちょうど良いよ」
どこかニュアンスが違うような気がするが、この際気にしないでおこう…うん。
「場所はここでいいよ。
森林の中央部分だし、木がないからよく動きが分かる」
「ん。」
シルクが一頷きする
「兵には話しが伝わってます。
では、こちら側とあちら側の境目にある、私の障壁を崩したら始めとします」
レオの障壁が上から崩れて・・・・・Let's start
「Ice。」
先手を切ったのはクリア。
辺り一帯に冷気を撒いた・・・・・・それは遠くに離れている兵士達にも届いていて…
「足が凍っていく・・・・!!!!」
「足だけぢゃねぇ!!!手もだ!!」
「これじゃ―剣が握れねぇ!!!!!魔道士なんとかしろよっ!!」
ひゅんっ-・・・・!!!
緑色の服を着た15人の喚く男たちの間から、ものずごいスピードで紺色の服と仮面を付けた15人の男達が飛び出てくる
「自分達だけでなんとかしろ。…足手纏いはいらない」
冷たく言い放つ魔道士のリーダー格の男
「Fire!」
仮面をしてるその男は火を纏い、他の者より前に出て1人でクリアに突っ込む
「スピードは合格よ」
クリアが楽しそうに口角をあげる
「Burn wall…!!!」
「Ice barrier。」
バンッッ!!!!!!
火のカ―テンをクリアに向けてぶつけるのに対し、氷の障壁を創って術を相殺にした