復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ〜
「だ、大丈夫?」

奈々子は、おそるおそるきいた。だが、返事はなく、マリは痙攣をするだけだ。
鼻から一筋、血が流れ落ちる。

「ちょっ、ちょっと、やばくない?」

「血がすごいよ……」

理奈たちが、青ざめた顔で騒ぐ。
愛華は呆然と突っ立っていた。

そのとき、マリの痙攣がピタリと止まった。見開かれた目はそのままだ。

「死……んだ……」

誰かがつぶやいた。

肺が痛くなるような冷たい空気が流れる。

――どうするの? 警察、救急車、とにかく誰か呼ばないと。

奈々子の頭の中はパニック状態だった。
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