俺様のカゴの中
それからジジイからの新築祝いだと言って大量に寿司が届いた。



留宇ってよくやってくれんな…。



面倒が苦手な俺には俺にはちょうどいい。



「ソラ~、俺の部屋来るか?」

「善の部屋?どこどこ?」

「ひとりで寝るから一緒に寝て?」

「あたし家帰るし」

「ダメでしょ。泣くから」

「善が泣くんだろ?あたし関係ないしね~」

「だぅ!!」

「なんだよ、カワイイな~!!」



善は今日からひとりで寝ると言い張った。



あまりにも遊び心満載の善の部屋にはロフトから降りるための滑り台までついていて。



壁にはオモチャを飾れる穴がたくさん空いてたり。



夜には天井に星が光るような部屋。



これから生まれるガキとかがデカくなるまでの共有スペースを急遽作ったわけで。



「お前さ、こんなデカい家にしてどうするつもりだよ」

「ガキは何人いてもいい」

「嫁ちゃん気の毒だな。なんか飲ませろ」



バーカウンターはリビングの片隅に小さいのを作った。



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