俺様のカゴの中
留宇が欲しがったプールはやっぱりナシ。



その代わりにピアノをかってやった。



もちろん防音の俺たちの部屋に。



全員が帰ってから初めて3人で風呂に入った。



家族が増えた時のことも考えてデカい風呂。



「留宇~!!泡~!!」

「雷さん泡~!!」



バブルバスにはしゃぐ留宇と善を足を延ばして眺める。



こう言うのを幸せって言うのかもしれない。



そして最近わかったけど、どうやら俺はガキが好きらしい。



高宮も親父になんのか…。



俺も欲しい。



自分のガキ。



「留宇、そろそろ欲しくねぇか?」

「なにを?」

「子ども」

「ま、まだいらないかな…」



クソ…。



コレばかりは同意がなきゃダメだ。



留宇もやりてぇことあんのかもしんねぇしな…。



しばらくは善だけで我慢するか…。



「お前ひとりで寝れんのか?」

「寝れんの!!雷、赤ちゃんだから留宇と寝るんだ」

「はぁ!?俺が赤ちゃん!?」

「うん、留宇が言ってた」

「コラ、なんて説明してをだお前は。沈められてぇか」



俺が赤ちゃん…。



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